ものを書く練習。

札幌近郊のオタクなバンドマンがバンドの話とオタクな話と食べものの話を書く練習場所です。

たぶん一番簡単なピックガードの作りかた。L-2500に自作ピックガードを装着しました。

どうも、雨水です。
 
先日、50-50というライブに出演してきました。
以前のブログでも書きましたが、1バンド50分の長丁場。
しかもバンドを掛け持ちしているので、2バンド合計100分演奏してヘロヘロでした。
 
今回のライブに向けて、中古で買ったL-2500の傷がどうしても気になったので、ピックガードを手作りして装着していったのですが、全然誰も突っ込んでくれませんでした。
完成した姿はこちらです。

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指紋べったべたですね。あとできれいに拭いときます。
バンドメンバーに聞いたら、「元々そういうベースなんだと思った」「G&Lからそんな形の出てたんすね」という反応だったので、簡易で作った割には案外ちゃんとできているのかも知れません。
 
L-2500って元々ピックガードが存在しないので、まともにオーダーすると数千円はかかります。
自作だと手間はかかりますが、素材費だけで考えると結構安上がりにできたので、作り方を書き残しておこうと思います。
 

 

大まかな流れはこんな感じです。
 
1.型紙を作る
2.塩ビ板に形を写す
3.切る
4.両面テープで接着
5.完成!
 
めちゃくちゃ簡単です。1の型紙さえミスらなければ。
俺は型紙作りを雑にやってしまったので、なんだか微妙な形状になってしまいましたが、そこは手作りの味ということで。傷さえ隠せればそれでいいんだよ!

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どうしても気になった傷
 
使用した素材はこちら。
 
・塩ビ板
Amazonだと少し高いみたいです。僕は東急ハンズで買いましたが710円でした。
傷を隠したいのとメタル好きなので色はミラーにしましたが、色は好みや気分で選べばいいと思います。

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使った素材です。
厚さは、ハサミやカッターで切るなら0.5mmが限界だと思います。それ以上だとちゃんと切るものを用意した方が良さそうです。
 
 
・両面テープ
後で取り替えたいときにきれいに剥がれるので、貼って剥がせるタイプがおすすめです。
 
では、ここから作り方です。
 

1.型紙を作る

ベースの形に合わせて型紙を作ります。
僕の場合はネットで見つけてきたL-2000用のピックガードの画像を拡大して、そこから微調整していきました。
最初は普通のコピー用紙に印刷して、形が決まったら厚紙に書いて型紙にしました。
ピックアップの穴と、ネックポケットの形状はしっかり合わせましょう。
僕はこのときに右側の角の部分が微妙に合ってなかったのにそのまま突き進んだので、塩ビ板を切るときに悲惨なことに……。

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コピー用紙と並べたところ。

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付けたり外したりしながら少しずつ合わせていきます。

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型紙に書き写したところ。この時点で若干怪しい形状に。

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これで型紙は完成です。でもやっぱり合ってない。

2.塩ビ板に形を写す

油性ペンで塩ビ板に形を写します。
表面にペンの後が出ると嫌だったので裏側に書いたのですが、ミラーの場合は表面にビニールが貼ってあるので別に裏返す必要はありませんでした。むしろ表に書いた方が切りやすいかもしれません。

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書き写しました。

3.切る

カッターとはさみで切っていきます。
0.5mmの塩ビ板だと、普通のハサミとカッターで切れます。
ピックアップの穴は結構難しいですが、事前にキリなどで角に小さな穴を開けておくと刃が止まるので切りやすいです。
外側はハサミでざくざくいきました。

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1度合わせてみたところ。よく見ると右側の角が変な感じになってますね……。取り返しがつかないのでそのままです。悲しい。

4.両面テープで接着

両面テープを適当な数貼ります。丁寧にやりたい方は丁寧にやりましょう。こんな感じで十分です。

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5.完成!

これをベースに貼って完成です。所要時間は1時間程度でした。
スタジオで撮ってみましたが、遠目で見ればそれっぽくなってます。

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こんな感じでピックガードを簡単に作ってみました。
両面テープで貼ってるので剥がしたいときには簡単に剥がせますし、ネジ止めもしてないので本体に穴も残らないのがメリットだと思います。
世の中には透明のピックガードにキャラの画像を挟んで痛ピックガードを作ってる方もいるらしいので、気が向いたら作ってみようかと思います。
 
今はこんなバンドで活動しているので、もし良かったら見ていって下さいね。遠目で見るとちゃんとしたピックガードに見える……はず。
  
それでは。