ものを書く練習。

札幌近郊のオタクなバンドマンがバンドの話とオタクな話と食べものの話を書く練習場所です。

札幌 演劇ブッキングイベント「対劇 vol.1」 〆N's × 演劇ユニットサクラナイフ を見てきた。

2/23に、札幌のすすきのにあるspace art studioで行われた、演劇イベントを見に行ってきました。 

 

僕が所属しているバンド、Я-GRAYのボーカル、佐々木龍一さんが主催のイベントということで、本人からお誘いがあって見に行くことにしました。

僕の中で演劇というと、一番最近は東京で見たロマサガの舞台でした。それまでは演劇って正直退屈なイメージがあったのですが、これを見てから演劇って面白いんだなー、という思いが強くなったので、今回はお誘いもあって見に行くことに。ロマサガの舞台はもうほんとにすごく良かったです。笑いあり涙ありというとても分かりやすい言葉で表現するのが一番しっくりくる感じでした。一緒に行った嫁もずっと興奮していてDVDも買いました。今年はロマサガ2の舞台をやるみたいなので、見に行ってブログにアップしようと思います。

 

さて、今回の舞台は「対劇」という名がついているのですが、これはよくバンドがやってる「対バン」にかけてるみたいです。

前説でも言っていたのですが、東京では同じような試みをしている団体があるらしいのですが、どこでもやってるわけじゃないみたいですね。

バンドをやってる人間としては、対バンはわりと当たり前なイメージがあったので、意外でした。

 1団体あたりの時間は30分程度の短い演劇だったので、あんまり演劇を見慣れていない僕にとってはちょうどよい長さでした。

 

演劇ユニットサクラナイフ

すすきのが地下に埋まった世界観。バーで繰り広げられるコメディって感じでした。

最初はアンジャッシュ的な噛み合わないコントみたいなのが続いていて、ん、これはどうだろう、と思ってたのですが、きちんとロマンスもあり、シリアスあり、という感じでバランスがよかったような気がします。

お客さんに失笑してもらう、というのが目標だったみたいなので、確かに失笑するシーンが多くてよかったと思います。

今回のイベントが終わった後は、しばらく休止されるとのこと。結構面白かったのでもったいないなー、と思ったり。こういうことを続けるのって難しいよね。

 

〆N's

龍一さんが主催するユニット、〆N's(「しめんず」と読むそうです)。

新人バーテンダーが一日お店を任されて、常連さんや初めてのお客さんをおもてなししていくというお話。

とにかく役者さんのキレがすごかった。声の出し方、間の取り方が本気でやってる人は違うなー、と思いました。

ラストがダンスで終わるのかと思ってたのですが、最後にオシャレなオチがついてました。

でも新人バーテンダーなのに全員におごってたので翌日店長に怒られたのではないかと勝手に心配していました。その辺は今度龍一さんに聞いてみよう。

 

最後に。

演劇見るのは面白かった。でも座っているのが苦手な人には30分が限界です。

きっと俺みたいに座ってられない人は演劇を敬遠していると思うので、短い時間でやるよ、っていうのを全面に押し出した舞台があってもいいのかなー、と思いました。

短時間で2つの団体の舞台が楽しめる対劇、面白いと思うので頑張っていってほしい。

テレビドラマとは違った当事者感や、独特の空気や緊張感が味わえるのは舞台の醍醐味ですね。全くの舞台初心者でものんびり楽しめてよかったです。

 

次回もまた予定されているみたいなので、遊びに行きたいと思います。それでは。