【札幌アニソン&ゲームソングカバーライブ】50-50 6thを見てきました。
どーも雨水です。
今年もやってきましたアニソンゲーソンカバーライブ「50-50 6th」今回で6回目の開催です。
第3回~第5回と出演させて頂いたのですが、今回は完全に見る側での参加です。
どんなライブかというのは第4回のライブレポに結構詳しく書いているのですが、各バンド持ち時間がたっぷり50分の長尺カバーライブです。
第5回もレポ書いたと思ってたのですが、前回はその時に使ったベースのお話を書いていました。よかったらこちらもどうぞ。
さて今回も各バンドの感想を書かせていただきますよ。長いのでご注意を。
the PANDIES
トップバッターはthe PANDIES。普段はバンドスタイルですが今回はキーボード、ギター、ベースの3人編成でした。
登場直前に踊るダメ人間が流れていたのが個人的にちょっと面白かったです。
ダメ人間コールからのしっとりとした雰囲気の「創世のアクエリオン」。
原曲ボーカルに引っ張られてない感じの歌声が好印象でした。
その後はボカロ曲を中心に「Dear」「アスノヨゾラ哨戒班」「Calc」「ゴーストルール」など。
僕は全然ボカロ通っていないのでほとんど知らない曲だったのですが、ボーカルがしっかりしているのでとても聞きやすかったです。
唯一知っていたアスノヨゾラ哨戒班は結構激しい曲だったと思うのですがこういう弾き語り+αの編成も良いモノですね。
少人数の編成は2回目だとのことだったのですが、ちゃんとまとまっていたと思います。若干ギターが小さかったのでもうちょっと音が大きかったら嬉しかった。
個人的にはベースのすけっちくんのいつものゴリっとした音も聞きたかったですがミドル寄りの落ち着いた音でのプレイも素敵ですね。写真も撮れるしロックもできるしMCでも笑いを取る。いろいろできるベーシスト。素晴らしい。
ちなみにMCでも言ってましたがたぶんアコースティック編成ではないと思いました。アコースティック楽器使わない少人数編成ってなんて言えばいいんでしょうね。知見のある方是非教えて下さい。
ボーカルの方が大事にしていると言う曲「夜明けと蛍」はとても歌い込んでいるなぁという印象。
ちなみに3/14にボーカルの方がUNION FIELDで昭和歌謡のイベントにでるそうです。あと3/7はスピリチュアルラウンジで、ベースのすけっちくんが「自然と生まれる」というバンドで初ライブとの情報も。
我がon the bucketsが勝手にライバル視しているバンドなのでのりさんが偵察に行く予定です。
ラストの「めざせポケモンマスター」はちゃんとキャーとピカチュウを入れていて良かったです。オーキド博士はいませんでした。
あんなに練習した梶浦バンド
今回も素敵な衣装のお姉様方。あんなに練習した梶浦バンドです。
こちらのバンドは前回も出演していましたね。ERGS-LIVE!3にも出演して頂いてお世話になっております。ありがとうございます。
安心のバンドに、素晴らしいコーラス。抜群の完成度で梶浦由記さんの曲をカバーするバンドです。
アカペラで始まる曲もしっかりやれるのは本当に練習の賜物なのだろうなぁと思います。名前の通り凄く練習してらっしゃるのだと思います。
「Heavenly Blue」の最初が特に好きでした。
いつもコーラスの事を書かせてもらってますが、実は鍵盤もものすごくハードだと思うんですよね。
元々梶浦さんの曲はシンセがめちゃくちゃ重なってるので、そのままやろうとしたら複数名で鍵盤を演奏するか、同期前提になっちゃうと思うのですが、こちらのバンドは鍵盤1人。
そのままのフレーズを弾くだけではなく、ピアノの音をメインにレイヤーでシンセやストリングスで厚みを出す感じが好みでした。
それを鍵盤1台でやってるという……すごい。音色切り替えのタイミングとかじっと見てしまいました。鍵盤に貼ってある猫のステッカーが可愛かったです。
あとは「Destination unknown」のベースリフがすごく好きでした。ベーシストとしては美味しいフレーズ!アルバム曲だそうですが、Kalafinaは知らない素敵な曲一杯ありますね。
そして今回もアーチャー召喚の儀が!バイオリン入りの「あんなに一緒だったのに」「Oblivious」は本当に素晴らしい。もうなんかずるい。聞けて良かった。
ギターは「Magia」のソロが好きでした。オクターバーとワーミーだろうか。僕はたぶんオクターバーの音に弱いので僕に喜んで欲しいギタリストはオクターバーを踏んで下さい。
ラストの「未来」、詳しく説明はしませんがこの曲が聞けると幸せな気持ちになりますね。
必死に曲を確認してセトリをメモしていましたが公開して下さっていました。ありがたい……!
【あんなに練習した梶浦バンド
— のの子@2/15びにーずオープンマイク✨ (@AHASA55) 2020年2月8日
50-50 お品書き】
アレルヤ
Onelight
Heavenly Blue
Believe
Destination unknown
あんなに一緒だったのに🎻
Oblivious🎻
Magia🎻
未来
ひたすら楽曲愛だけで駆け抜けた50分間でした。聴いてくださったみなさまありがとうございました😭✨
#札幌5050_6th pic.twitter.com/FxfcKQk37M
秋のいろは
さて、先日のライブではいろいろとやってくれた秋のいろはです。
おいまたやってるじゃねぇか!それうちの曲だよ!
彼らのアレンジは僕らのと違ってめっちゃオシャレな感じなので、是非聞き比べて見て下さい。元はこういう曲です。オシャレな方が良いと思う人も多いと思いますが僕らがオリジナルです。そこのところよろしくお願いします。
それにしてもどんどん完成度が上がってますね。元々技術のあるメンバーが集まったとは思っていましたが前回よりもさらにまとまりが良くなってました。
ドラムがしっかりビートをコントロールしてる感じが心地よいです。その辺も(いろんな意味で)このバンドを象徴してる感じがしましたね。
ボーカルのしーちゃん、歌い始めると堂々たる態度なんですが相変わらずMCの時は震えてましたね。応援したくなる。
今回初披露と思われる「Don't say "lazy"」のスイングしたアレンジもカッコ良かったです。
意識の低いダメ系セッションでも演奏していた「ガラスのくつ」も完全に自分たちの形にしていたなぁと思います。
ギターのやす秋くんは僕があげたon the bucketsステッカーをギターに貼ってくれていて嬉しくなりました。応援してくれてありがとうね。
そういえば、ギターのりょうまさん、エレキギターでサムピック使ってるのは珍しいなぁと思いました。ギター弾いてるとよくピック落とす俺はもしかしたらサムピックを使った方が良いのでは……新たな発見でした。
ベースのトラブルなどもありましたが、止めずに演奏しきったのは僕は良かったと思います。お疲れ様でした。
爆音戦隊ドリフトクイーン
さて、こちらは第4回から1回あけての参加、爆音戦隊ドリフトクイーン。
前回のライブからメンバーチェンジがあって、さらにグラムロック色が増してましたね。
今日は青のモッキンバードベースが素敵でした。持ってるベースは変わってもカッコいいオーバードライブサウンドが好きです。ちなみに前回使用していた手袋ホルダーはありませんでした。
「DANZEN! ふたりはプリキュア (ver. Max Heart)」は凄く盛り上がってましたね。新ボーカルの方はとても通る声でこの曲に合ってたと思います。
他には「Butter-Fly」「Godknows…」「空色デイズ」などバンドでの定番アニソンカバー多めのセトリ。
往年のアニソンカバーが少なめだったのはちょっと残念でしたがひみつのアッコちゃんの「すきすきソング」のアレンジが聞けて良かったです。
カバーソングでも、独自性の強いカバーでこのバンドでしか聞けない!っていう曲があるとやっぱりいいですね。
「魂のルフラン」は恐らくサンプラーで間奏などの音を入れていたのがすごかったです。再現度高かったですが音はどうやって作ってるのだろう……。
ラストは重いドラムと歪んだベースのおかげでハードな「星間飛行」でした。こんなハードな星間飛行聞いたことない。でもカッコいい。
ミドルバスターズ!
トリはもちろん主催の哲犬さん率いるミドルバスターズ!。
18禁男性向け美少女ゲーム関連曲をカバーするバンドです。関連曲ってのがポイントですね。
今回はボーカルのリンカさんがセトリを組んだらしいのですが、いきなり「Little Busters! -Ecstasy Ver.-」からでした。
最初にやるイメージなかったのでちょっとびっくりしました。
その後はFate関連曲を連続で。
「あなたがいた森」のフレットレスが良すぎる。これは本当に哲犬さんにしか出せない味わいだと思います。良く哲犬さんにも言われますがやっぱり「人の音」っていうのはありますね。
「Brave Shine」は秋のいろはもカバーしてましたがまた全然違う雰囲気。
リンカさんがいろんなモノを使用してコーラスを重ねたりなど工夫していたように見えました。ガジェット力が高い!
なんだか今回は機材トラブル多目だったようですね。椅子が壊れたりとか。MCではそれもライブの醍醐味だ!って言ってましたがその通りだと思います。いろんな条件の中で、その日にしか見られない、できないステージがあるから僕らはライブをしたり見に行ったりするわけで。やっぱりライブが好きです。
MCの時に「イントロのギターに注目!」と言って始まった曲「Treating 2U」。
たぶんイントロのギターでわかったの会場で僕だけだったんじゃないかと思います。この曲、僕の結婚式のときにYURUYURU=EGGSというバンドが演奏してくれたんですよね。
男性ボーカルのエロゲ曲としては屈指のラブソングです。90年代サウンドにストレートで熱い歌詞。札幌のゲームメーカー、ブルーゲイルさんの作品の曲で、I'veが手がけてるので実は札幌と縁が深い曲です。開発メンバーの方が哲犬さんの知り合いだそうな。
僕以外の人(!)が歌っているカバー聞いたの初めてなのでなんかよかったです。あとギターソロがちゃんと弾けていてえらいなぁと思いました。
「Jack Keeper」はリンカさんがだいぶ慣れてきたのかイントロキーボード弾いた後のガッツポーズがなくなってたのがちょっと寂しかったです。
「Rhythm-MAX」のまちゃさんのドラム好きです。タム回しが歌ってるみたいで素晴らしいです。
ここまで結構激しい曲ばかりだったのに、終わってすぐにアンコールに応えてくれました。「ヤロウどもいくぞ」という声かけからのアンコール「Love Adventure」!
ラストもやっぱり激しい曲でした。
ちなみにセトリはこちらです。いつも上げてくれて感謝です。エロゲ曲は布教が重要なのでセトリ公開大事ですよね。
セットリスト
— ミドルバスターズ! (@mdbs_sapporo) 2020年2月8日
1:Little Busters! -Ecstacy Ver.-/リトルバスターズ!エクスタシー
2:starlog/Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ
3:あなたがいた森/Fate/stay night
4:Brave Shine/Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
5:色彩/Fate Grand Order 第一章
6:Dream / Wind-a breath of heart-
最後に
そんなわけで久しぶりに自分が出演しない50-50だったので、ゆっくりと楽しむことができました。やっぱり持ち時間が50分あるので、各バンドそれぞれのカラーが出ていて良いライブでした。
30分のライブだとセトリにバラードとか入れるのちょっとためらったりしますけど、途中でバラード入れても十分盛り上げる時間ありますからね。
今回の会場は最近よくお世話になっているHOTTIMEだったのですが、50分のライブと、座ってゆっくり聞けるスタイルは相性がいいなと思いました。
参加した皆さんお疲れ様でした!
いつものように長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございました!