使ってる機材紹介。【ベース MOON JB-248OX】
最近食べ物の話ばっかりだったので、本日は使用機材のお話を。
僕がずっとメインで使っている青いやつ、MOONのJB-248OXのご紹介です。
このベースを手に入れたのは11年前の2008年。
以前こちらの記事でも書きましたが、最初に使っていたベースはHISTORYのジャズベタイプでした。
当時「はにぃべあーず」というダメ系バンドを結成した頃で、バンド活動もだんだん活発になってきたので、そろそろメインになるちょっと良いベースが欲しいなぁと思っていろいろ楽器屋さんで弾いてはあーでもないこーでもないと言って買わない日々が続いていました。
もちろん青いベースじゃないとイヤだったので、LAKLAND、Rickenbacker、sadowsky、G&Lなど、青系のカラーを用意していたメーカーのばかり弾いていたのですがどれも決め手に欠ける。そのときに今沢カゲロウ氏の影響もあってMOONのJJも弾いてみて、「これは!」と思ったんですが色がナチュラルだったので却下しました。
ある日いつも行っている札幌の某楽器屋に行ったところ、馴染みの店員さんに「カラーオーダーで青いMOON入れといたけど、弾く?」と言われて弾いてみたのがこいつでした。
とにかくはっきりした音がするベースで、JJよりもちょっとだけ落ち着いている感じがして自分の思い描いていた音にぴったりだったので、即決でした。ただお金はそんなに持ってなかったので親に頼んで1度立て替えてもらい、バイト代でちょっとずつ返済したという思い出深いベースです。
(たぶん色が青じゃなかったら買ってなかったと思うので、店員さんは俺を狙い撃ちしてたと推測されます。)
物持ちが良い僕はスペックシートをまだ残してあったので貼っておきます。
ホワイトアッシュの2Pボディに、エボニー指板、OXALISというピックアップにバルトリーニのXTCTプリアンプで、要は結構バキバキな音がする仕様。
試奏の時はそんなに気にならなかったのですが、バンドメンバーからはベースが音域取り過ぎだと怒られました。
でもこの音が気に入ったのだからしょうがないので、すこし控えめにセッティングしながらバキバキ鳴らしてました。(60Hz以下と2KHz以上を抑えめにするとちょうど良い気がします)
その後11年の間に、ナットが割れてブラスに交換したり、電池ボックスが壊れて交換(2回)したりといろいろあり、ライブでぶつけまくって打痕だらけになったりしてますが、元気にやっております。
このベース、一番困ったのは電池ボックスの接触不良です。
GOTOHのワンタッチ式の電池ボックスがついてるのですが、自分の構える高さだとちょうど膝の辺りにあるので、膝に当たって接触不良を何度も起こしました。この11年の間に同じモデルのベースは電池ボックスがドライバーで留める形式に変わっていたので、たぶん同じようなトラブルが多かったんだと思います。ドライバーなしで電池変えれるので便利なんですけどね。
最近はバンドで演奏する曲の音域の関係で5弦ベースの出番が多いのですが、たまに弾いてみるとこっちの音の方がやっぱり落ち着くので、もう少し出番を増やしてあげたい。
そんな感じでベースの思い出を語ってみました。
僕はアニソンばっかりやってる人間ですが、本来であればジャズ、フュージョンとかの人が使うベースなので、もっとこのベースのポテンシャルを引き出してあげられたらなぁと思っています。
そのためにも色んなジャンルの曲を弾けるように練習しないとなぁ。がんばろう。
それでは。